コーヒー好き映画人の「とうきょう 映画くらしばなし」

映画業界にてお仕事中(Web)。気になる映画、映画人に関する自分的サマリー感覚のブログ! 時々、カフェ・コーヒーばなし。時々、LINEクリエイターズスタンプばなし。

【見た映画】真木よう子主演の「脳内ポイズンベリー」

今週末は2作品鑑賞。 「脳内ポイズンベリー」と「百日紅 〜Miss.HOKUSAI〜

ちょこっと解説

TOHOシネマズで映画を見る際に毎度流れてた本作の予告編。
ポップコーンムービーだろうな〜と軽い気持ちで鑑賞したが、
思いのほか、しっかりと主人公の女性の葛藤やら心の叫びやら描いていて好印象。
真木よう子はイメージからかお堅い役が多いけど、
コメディエンヌとしても才能発揮か?幅が広い女優さん。

脳内ポイズンベリー

http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=82576

解説(KINENOTEより引用)

失恋ショコラティエ』で第36回講談社漫画賞を受賞した水城せとなが、2010年より連載した同名漫画(集英社『クイーンズコミックス』刊)を映画化。年下男性に惹かれ様々な思いがよぎる30歳の女性の頭の中を、会議に見立てポップに描く。監督は「キサラギ」で第50回ブルーリボン賞作品賞を受賞した佐藤祐市。恋に仕事に思い悩むアラサー女性を「さよなら渓谷」の真木よう子が、理性・ポジティブ・ネガティブ・衝動・記憶という彼女の脳内で会議を繰り広げる5つの思考をそれぞれ「CUT」の西島秀俊、「桐島、部活やめるってよ」の神木隆之介、「六月燈の三姉妹」の吉田羊、「ザ・マジックアワー」の浅野和之が演じる。

Myレビュー

自分らしくありたいと願う女性のストーリー。

想像していたより、悪くなかった。
出だしがこんな文章で恐縮だが、TOHOシネマズで映画を見ていると毎度毎度流れていた「脳内ポイズンベリー」の予告編。
どうも軽いコメディ映画という印象しかなかったが、
今回観てみて三十歳、独身、過去に恋愛で傷を負って、仕事は順調でも寂しい、女性の心情をしっかり描いていた。

本作の見所はやはり脳内会議で5つ(5人)の思考がああでもないこうでもないとわちゃわちゃし、
議長がマイクを握っていちこの言動を決定づける所の面白みである。
年下青年とばったり会って声をかけるかかけまいかで固まってしまういちこ。
脳内ではポジティブ、ネガティブ、ときめきの思考が意見をぶつけ合いまくっている。
思考限界MAXの時に自分でもよくわからないことを口走ったりするのも脳内ではこうなっているのかな?と観ていて笑えた。

いちこの前には年下青年と年上しっかり男性と二人が現れさらに脳内をぐちゃぐちゃにするが、
いちこは自分が自分らしく入れるための選択をちゃんと自分でし、自分の足で歩いて行く。
ここら辺までちゃんと描いていた所に好感を持てた。

でも、女性の脳内なのだから、男性が議長しているのはどうしても違和感しか無く。
女性オンリー版も観てみたいものである。

ちょこっと MY LIFE

プチ模様替えを敢行しました。
ひとりでソファとベッドの配置換え。いやー疲れました。
でも前より広く感じられるようになって満足満足。