【見た映画】「モンタナ 最後のカウボーイ」
6月に、イメージフォーラムで上映される本作。
映画『ハント・ザ・ワールド - ハーバード大学 感覚民族誌学ラボ 傑作選』公式サイト
日本では初上映のようですね。
ではではレビュー。
「モンタナ 最後のカウボーイ 」
解説(KINENOTEより引用)
美学と民族誌学との革新的なコラボレーションをおしすすめるハーバード大学の実験的なラボラトリー『ハーバード大学感覚民族誌学ラボ』において、そのフィールドワークから生み出された独創的な映画作品の傑作選『ハント・ザ・ワールド』の1本として上映。2009年ベルリン国際映画祭 正式招待。2009年ニューヨーク映画祭 正式招待。
Myレビュー
最後のカウボーイからひしひしと伝わる悲壮感がたまらない
1900年代から続いてきた、カウボーイと羊の群れの250kmに及ぶ放牧の旅。本作は2000年初頭に、最後のカウボーイとなった彼らの放牧を追う。 羊の群れをまとめながら250kmを縦走する過酷さにとにかく驚愕。 辛さのあまりカウボーイが羊たちへ向けて罵倒しまくるのもうなずける。
夕闇のひと時、ベテランカウボーイが羊の群れから離れ 「♪ダーリン一緒にいこう どこまでも」と馬に跨り口ずさむシーンは、 ”最後のカウボーイ”らしく悲愴感が漂っていて良いシーンだった。