【見た映画】綾野剛主演「新宿スワン」

ちょこっと解説

今を時めく綾野剛主演作！
今までの暗いイメージから脱却というか彼の役者としての幅の広さを見せつけている作品。
6月映画のファーストデーに鑑賞。

「新宿スワン」

解説（KINENOTEより引用）

和久井健がスカウトマンとしての自らの体験をもとに描いた同名漫画を、「愛のむきだし」など衝撃作を次々と発表する園子温監督が映画化。新宿・歌舞伎町を舞台に、スカウトマンたちの生き残りをかけた争いを描く。脚本は「ONE PIECE FILM Z　ワンピース　フィルム　ゼット」を手がけた放送作家の鈴木おさむと「クローズEXPLODE」の水島力也が担当。熱さと奔放さを持つアウトローの主人公を「そこのみにて光輝く」の綾野剛が、因縁のライバルを「凶悪」の山田孝之が、主人公を慕う風俗嬢を「ヘルタースケルター」の沢尻エリカが、主人公を育てるスカウトマンを「るろうに剣心」シリーズの伊勢谷友介が演じる。

Myレビュー

龍彦のスカウトマンそして人間としての成長

随分前の情熱大陸で綾野剛の回がありその時に
「新宿スワン」の撮影現場も取材していた。
ようやく公開という感覚。
新宿を舞台にしているだけありほぼ全編に渡って新宿ロケが敢行されているが慣れ親しんだ（歌舞伎町は慣れ親しんではないが）
リアルな街が舞台というだけでこうも自分と映画との距離感が近くなるものかと不思議だった。

内容はと言えば予告編を見ていたときとそう印象は変わらなかった。
龍彦（綾野剛）がとにかく純粋で良いヤツ。夜の街で働く女性たちって得体が知れなかったけどこうやって裏でスカウトマンが支えていたのだ。
龍彦はスカウトした女性に幸せになってもらいたいと奮闘するも最初にスカウトした女性は自殺。 そう簡単にはいかない。最後、歌舞伎町の街を睨み付け自分に喝を入れるシーンが成長した龍彦の様を表現していて印象的だった。