【観た映画】サイモン・ペッグ主演 ロザムンド・パイク出演「しあわせはどこにある」
鑑賞日
2015/06/21/日
ちょこっと解説
「しあわせはどこにある」
解説(KINENOTEより引用)
「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のサイモン・ペッグ主演のコメディ。幸せを追い求めて人生を見つめ直す旅に出た精神科医が、世界各地で騒動を巻き起こす。共演は「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク。監督は「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」のピーター・チェルソム。
Myレビュー
妻となんの不自由ない毎日を過ごしていた精神科医のヘクターが患者の不幸話を毎日聞かされた果てにある日「自分は幸せなのだろうか?」と問いただし幸せ探しの旅に出る。
各国を旅しながら色々な境遇の人々と接触し、それぞれ国も境遇も違えば「幸せ」の定義は実に様々。
上海で共に過ごす裕福なビジネスマンのエドワードはビジネスに人生を捧げることが幸せなのかもしれないし、アフリカで再会した大学時代の親友マイケルは同性パートナーと好きな医療を営んでいる。元恋人アグネスは幸せ過ぎるくらいに家族に囲まれた日々を送る。
「幸せ」の尺度は一様には測れないことがよく分かる描かれ方だった。
しかし、決して妻と上手くいっていない訳ではないのに途中から無理くり仲違いが始まり、ヘクターにとっての「幸せ」の結論も想像の範疇を超えない筋書きには物足りなさを感じてしまった。
ただ、ファーストクラスで偶然居合わせた余命いくばくもない女性から貰った「幸せ」の尺度は素晴らしくジーンときた。あのシーンは秀逸。