【観た映画】ザ・ビーチボーイズの伝記的映画「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」
鑑賞日
2015/08/23/日
ちょこっと解説
- 伝説的ロックバンドザ・ビーチ・ボーイズの伝記的内容となっている
- 彼らをよく知らなくてもある程度は楽しめる
「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」
解説(KINENOTEより引用)
伝説的ロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在、ブライアン・ウィルソンの知られざる真実を映画化。60年代のブライアンを「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・ダノ、80年代は「ハイ・フィデリティ」のジョン・キューザックが演じ、異なる二つの時代を二人一役で描く。共演は「ハンガー・ゲーム」シリーズのエリザベス・バンクス、「サイドウェイ」のポール・ジアマッティ。音楽は「ソーシャル・ネットワーク」のアッティカス・ロス。「それでも夜は明ける」の製作を務めたビル・ポーラッド初監督作。
Myレビュー
彼はメリンダと出会えてよかった
伝説的ロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズの知られざる真実の物語。 クリント・イーストウッドが監督した「ジャージー・ボーイズ」のように、 実在のバンドの伝記的映画となっている。
恥ずかしながらほとんどザ・ビーチボーイズのことを知らずに鑑賞。 ブライアンは新曲への重圧からドラッグを繰り返すのだが、 やはり成功者は孤独なのか…。 本作は60年代、80年代と2つの時代が同時進行していく作りになっている。 より面白く観たのは80年代。 一世を風靡したブライアンが妄想型の病気だと診断され、医師に監視されるような制限された生活を送っている。 そんな中出会った救世主がその後の妻、メリンダ。 栄光の影のないブライアンのことを救おうと奮闘する。
伝記的な物語ではあるが、しっかり映画としてラブストーリーになっていたのが良かった。
もう少し、ザ・ビーチボーイズの背景(どれだけ人気を誇っていたか、どのアルバムでチャート何位で…等)が描かれると彼らを知らない世代でもより面白く見れたのかなと思う。
エンドロールで掛かる2曲が彼の人生を物語っていて、
あの余韻にずっと浸りたくなってしまった。