【観た映画】今年の洋画ナンバーワンかもな、「エール!」
鑑賞日
2015/10/31/土
ちょこっと解説
- 私的2015年洋画ナンバーワン(かも!)
- ポーラ役のルアンヌ・エメラはTV番組の音楽オーディションで準優勝を果たし、今回映画初主演!
- ラストシーンは涙なくしてみれず
「エール!」
▼ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞
Myレビュー
羽ばたくのだ
今年の洋画ナンバーワンと名高い本作。
例にもれず自分もそう感じた。
確かに、粗削りな部分もあるし突っ込みどころも多い。何故だか大目な下ネタももう少し抑えた方が良いかもと思ったりもしたけれど、今のところ(2015年12月上旬)洋画ナンバーワンである。
高校生の主人公ポーラの家族は父・母・弟、全員が聴覚に障害を持っておりポーラが家族の耳の役割を果たしている。
健常者とのやりとりは全てポーラが受け持ち、仲介してあげている。
そんな中、コーラスのクラスで音楽教師トマソンに歌唱の才能を見出されパリにある音楽学校のオーディションを勧められるが、彼女は家族を見捨てることに抵抗を覚える…
というざっくりあらすじ。
基本的にノー天気な一家。
聴覚の障害はあっても明るく楽しく生活をしている。
だから重たさはほとんど感じず笑いありで観れる内容であるが、ストーリーはひとりの少女が殻を破って成長していく物語。
誰しも通る親離れ・子離れをベースにしているからきっと共感できるだろう。
ポーラ役のルアンヌ・エメラの歌が良い。
情熱的であり凛としてしなやか。
ラストシーンは近年の映画屈指のシーンである。
父親の真剣な顔も印象的。