【見た映画】アルゼンチン映画「人生スイッチ」
鑑賞日
2015/08/02/日
ちょこっと解説
- アルゼンチン製作の毒のあるブラックコメディオムニバス
- なかなか後味悪いエピソードもあり
- 日本とアルゼンチンの国民性の違いを楽しもう
「人生スイッチ」
解説(KINENOTEより引用)
アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
Myレビュー
個人的には「スイッチ4:ヒーローになるために」が好き。
アルゼンチンで国内年間ランキング第一位。
第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品。
第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
という国内外でお墨付きの本作。
ブッ飛んでいて最高!笑
劇場を一歩外に出たときの、感想。
「スイッチ1 :おかえし」「スイッチ2:おもてなし」あたりは結構後味が悪くぞわっとしてしまう。
その他の短編は思わずぷっと笑いが噴出してしまうブラック要素が満載。
全編を通して登場人物たちが思わず人生スイッチを押してしまってからというもの、
日本人だったらムカッとしても心の中でぐっと押し込んで終わり、となりそうなところ執着心が物凄いのは国民性からきているのか。
はたまたこの手のテーマだからなのか。
恐らく前者なような気がしている。
この映画を観て笑っている自分でもいつ彼らのように”人生スイッチ”を
押してしまうか分かったものじゃない。
そう考えるとブルッと体が震えるような、そんな一作。