【観た映画】10月24日公開予定「マルガリータで乾杯を!」レビュー
鑑賞日
2015/10/12/月
ちょこっと解説
- 10/24公開
- 魅力的なライラに人生の可能性を教えてもらえる映画。
- 半年をかけて脳性麻痺の役柄を熱演したカルキ・コーチリンに注目。
「マルガリータで乾杯を!」
障害だって、性別だって、飛び越える
ざっくりあらすじ。 生まれつき体が不自由で車椅子で生活をするライラ(カルキ・コーチリン)。作家になる夢を持ち地元の大学へ通う19歳。恋に恋する年頃で、一目惚れしたバンドのヴォーカルニマに想いを寄せるも障害者という壁を拭えず失敗。大学生活もうまくいかず、母親の提案でニューヨーク大学へ行くことに。 初めて親の元を離れ羽を伸ばすライラ。ニューヨークで知り合った目の不自由なハナムと仲を深め、次第に恋愛関係に進展していく…。
ライラ役のカルキ・コーチリンは半年の準備期間をかけて脳性麻痺の役柄を熱演。その演技が見事。
この映画は様々な多様性について言及している。 障害だって、性別だって、飛び越えて、生き生きとする少女ライラを見ていると、人生なんだって自分次第で可能性は無限に広がるものなのだと思わされる。
ライラにとって特別なドリンク、マルガリータがこの映画で転機を知らせるスパイスとなっている。