【観た映画】多部未華子、綾野剛主演「ピース オブ ケイク」
鑑賞日
2015/09/13/日
ちょこっと解説
- 多部未華子が等身大?のリアル女子熱演。ちょっとビッチで魅力全開。
- あーこういう感じリアル…と身を任せて心地よく観れる恋愛映画
「ピース オブ ケイク」
▼109シネマズ二子玉川で鑑賞
Myレビュー
流れに身を任せて観る系映画
この映画はキャスティングがとてもうまい。
綾野剛は裏の顔がない憎めないダメ男(なんだかんだで女性に好かれるタイプ)を体現しているし、多部未華子は清楚なんだけど隙が多く、意図せずビッチになってしまっている女性を体現。
ざっくりあらすじ。
歳上のDV男と破局し自分ってなんてダメなんだろう、次こそしっかりした恋愛をするんだと心に誓う志乃(多部未華子)。
破局とともに新天地へ引っ越し、レンタルビデオ店でバイトを始める。志乃はその店の店長京志郎(綾野剛)に惹かれていくが彼には恋人が。志乃はしっかりした恋愛をしたい思いと自分の気持ちとの間で揺れに揺れる。
学生でもなく、割といい年齢になりつつある彼女なのだが特に定職に就いているわけでもなく、恋愛に左右され、破局するとあらたな家へ引っ越したり、友人のつてで劇団の衣装係りを始めてみたり。
志乃の流れに身を任せてふわふわ流れている感がなんともリアルで、見ているこちらも映画の流れる時間に身を任せて彼女の行く末を見守りたくなるような心地よい感覚で鑑賞した。
大多数の大人だけどまだ“女子”世代はこういう恋愛をしている人が多いのだろうか?
京志郎はダメ男(笑)
綾野剛自体がそう見えるくらいに役にマッチしていて良かった。いい俳優。
松坂桃李もオネエ役にまさかのマッチ。
やはりキャスティングの妙。